広大な敷地の中で楽しむゴルフだから
ゴルフ場という自然を使ったレジャー施設を考えると、連絡はかなりつきにくい環境であるといえるでしょう。
あまりに広大な敷地の中ですから、致し方ないと思うわけにはいきません。
プレーの進行具合も把握しなければ、適切な運用はできませんし、何かトラブルが起きた場合にも連絡が必要となるのがゴルフです。
だからこそ、無線が大活躍するスポーツであり、環境であるといえるでしょう。
状況把握が運営を適正化させる
ゴルフ場の管理にとって、キャディマスター室との連絡は重要な意味を持ちます。
プレーの進行を考えて把握することで、他の組のスタートにも影響していきますので、運営に直結する問題なのです。
そのため、無線を利用していくことができれば、常に最新の情報を共有しながら適切な運営が可能となってくるといえるでしょう。
以前は売店などに設置されていた場内電話等を利用し、キャディマスター室との連絡を取っていました。
これでは、18ホール周る間に数回の連絡しか取ることができず、管理を考えるうえではあまりに情報量が少ないといえるでしょう。
無線を使うことができるようになり、連絡を入れさせるだけではなく、現状の問い合わせを含めたフレキシブルな対応ができるようになったのです。
さらに柔軟な運営が可能となったことで、時間のロスをなくし、効率よくまわすことができるようになったといえるでしょう。
リスクに対する対応に大きな効果
ゴルフ場に関して、ボールが当たってしまったり、何か体調を崩してしまったりするようなトラブルも考えなければいけません。
広大な敷地の中にいるため、情報を入れることができなければ、それだけ手当てが遅れてしまうことも出てきます。
無線があれば、救急車の手配も素早くできるようになるため、迅速に対応していくことができるのです。
お客様の安全を守るということに関しては、こういったことも含まれるといえます。
無線があるだけで、顧客の持っている予測しにくいリスクを驚くほど軽減する効果があるのです。
何もプレー上のトラブルだけではありません。
ゴルフ場で最も怖いのは、天候の変化です。
雷発生時には、プレーを中断させ避難させることが重要です。
こうした情報も、キャディマスター室から連絡することができれば、素早い対応が可能となります。
無線を使えば、一斉通話によって情報を共有することができますので、素早い判断を下すことができるでしょう。
判断の遅れが、大きな事故につながることもあるため、無線機が大きな役割を持つといえるのです。