スキー場 | 無線の世界

自然の中で楽しむスキーだからこそ

自然の中で楽しむスポーツにスキーがあります。
山の斜面を利用しているため、非常に広大な敷地の中で楽しむことができるでしょう。
それだけに、どこで何が起きているのか状況把握が重要になります。

スキー場という環境を考えると、人員を配置して状況を確認するためには、かなりの人員数が必要となります。
連絡一つとっても、電話を使っていたのではきりがなく、なかなか状況把握が進みません。
そこで効力を発揮するのが、無線の存在なのです。

携帯電話のように、1対1の状況での連絡ではなく、一斉通話が可能な為、全員で状況を把握することができる無線は、重要なツールとなってきます。
ボタン一つで簡単に通話ができるため、スキーのように手がふさがるスポーツの中では負担が少なくなります。

通話に関して料金が発生しないため、常に情報を交換しやすいことも大きな意味があるでしょう。
広大な敷地の中なのですから、リアルタイムな情報を管理していなければ、事故にもつながってしまうからなのです。

スキー場というと、天候の変化の大きな場所ということもあります。
ふもとでは何でもない状況でも、山頂では状況が違うことも珍しくありません。

雪面の状況によっては、容易に滑ることができなかったりすることもありますので、情報を集約して顧客に伝えることが重要です。
さらには運営者やスタッフ同士でも情報の共有を進めなければいけない問題ですので、無線が大活躍します。

そのため、使われている機種は防水性の高いものが選ばれています。
雪といっても水分である以上、防水性能がなければ壊れてしまうからですが、耐衝撃性能も高いものが選択されているのです。
何かあっても、簡単に壊れるものではないことは、連絡手段として重要なものとなるからといえるでしょう。

スキー場という環境で、無線機は事故の対処にも使われます。
どうしても大きな怪我につながりやすいスキー場ですので、大きな事故の場合には救急車の手配も必要となります。
そういった場面であっても、迅速に連絡を付けることができる無線機を活用していくことができるでしょう。

危険な個所に関しての情報共有もできますし、緊急車両の受け入れに関しても情報共有が役立ちます。
リスクマネジメントということを考えても、無線はなくてはならないものとなっているのです。