J-Mobile(ジェイモバイル)は韓国最大手の無線通信サービスのKT powertelが元ローラーの技術を使ったサービスを展開していく中で、日本に作った拠点がJ-Mobileです。

J-Mobileの特徴

韓国市場では32万台以上が稼働している実績のあるIP無線機メーカーです。日本でも市場を伸ばそうとJ-Mobileを立ち上げました。
J-Mobileの契約は月額使用料を支払って利用する形になります。レンタルの場合、音声のみで月額3,200円です。
販売代理店によっては、お試し利用が可能な業者もありますので、導入を検討する際は利用するといいでしょう。

IP-PTT無線通信サービスとは

J-Mobileが提供するIP-PTT無線通信サービスは、NTTドコモのLTE/3Gネットワーク網を利用した免許や資格のいらない業務用無線です。
携帯電話と同じネットワーク網を利用しているため、従来の無線機ではつながりにくにかった山間部や高層ビル、地下などもカバーしています。
通信エリアは日本全国で、物流や車輌との通信を実現しました。

J-Mobileの無線機器

J-Mobileの無線機器は4種類あります。
業務用携帯型IP-PTT無線機のZ05Rは小さくて軽いので、持ち運びが楽になっています。音声サービスのP.Talkや遠隔編集システムのP.Claudなどで構成されています。
同じく業務用携帯型IP-PTT無線機のA906はアプリをインストールができて機能を拡張可能です。
車載端末のA901Mは、無線局開設による免許申請が不要な機器です。中継局と簡易で効率的な連携を実現しています。
機器ではありませんが、AndroidスマホアプリP.APP(ピーアプ)は、IP-PTT無線通信サービスが利用可能なアプリで、Wi-Fiに接続すれば海外でも通信可能です。

J-Mobileのサービス

いくつかのサービスが利用可能です。

EIS

管理者側が端末の稼働状況や受信状況を確認できるサービスです。地震が発生した場合や津波による災害が予想される場合、警報を発します。

P.cloudS

クラウド上にあるデータベースシステムです。このデータベースシステムにアクセスし、端末の基本設定や情報先、グループ名の編集・作成・保存ができます。

LBS

GPSを利用してIP-PTT無線機の位置情報や動態をパソコンやタブレットで確認できます。

FTS

A906に搭載しているカメラを利用して撮影した写真をLBSから管理者へ送信できるサービスです。