安全帯や保護帽、防災グッズなど、安全を想像する谷沢製作所。谷沢製作所では免許不要の産業用小型無線機がリリースされています。
今回は谷沢製作所の無線機について紹介します。
谷沢製作所の特徴
1932年に炭坑用の安全帽の製造販売を開始し、創業した谷沢製作所は1982年に携帯無線機の販売も手掛けました。
現在もシーンに合わせた無線機を販売しています。
谷沢製作所がリリースする特定省電力無線機は、免許不要かつレジャーでの利用も認められていますが、業務用に用途を絞った機器になっています。
操作ボタンが大きく手袋をしたままでも操作しやすくなっているのが特徴です。防水性にも優れており、雨天や荒天でも利用可能なつくりになっています。
業務のニーズに合わせて、携帯性を重視しアンテナの短いトランシーバーや同時通信が可能なトランシーバーなど、ニーズに合わせた機器が用意されているのも特徴。
ヘッドセットやヘルメットに装着可能なマイクなどアクセサリーも充実していて、クレーン作業や鉄道保護、各種現場で導入できます。
無線機器の性能について
特定小電力無線機のため、出直は最大0.01Wとなっていますので、見通しのいい場所でも1kmほどです。屋内や建物の多い工場だと100m前後で通信距離の制限があります。
広大な場所だと通信が確保できない可能性があります。状況によってはデジタル簡易無線機の利用を検討する必要があるかもしれません。
谷沢製作所の無線機器
ST#722LG
標準アンテナタイプで1対1通話型の無線機で、クリアな連続同時通話が可能で直感的な使いやすさが特徴です。
電源を入れてすぐ通話OKで、表示も日本語なのでわかりやすい操作性になっています。
電池残量アラートやキーロックの機能など安全に使える機能も備えている機種です。
ST#722SH
722LGのショートアンテナタイプ。アンテナが気になる場面でも便利で、722LGと同様、同時通話が可能な機種です。
ハイブリッドアルミダイキャストボディは、丈夫・軽量で、防水・防浸機能で荒天でも安心。
ST#717BX(多人数同時通話用親機)
複数人作業の相互連絡に最適な機種です。子機であるST#727Mと組み合わせることで3人の同時通話ができます。
増設ユニットを使えば最大子機10台の11人通話が可能なモデルです。
ST#727M(ST#717BX用子機)
ST#717BXの子機です。子機同士の相互通話もできます。722LG、722SH同様、電源を入れてすぐに通話が可能です。
防水・防浸機能も備えており、安全に使用できます。