総合無線通信士

総合無線士は無線の専門家

総合無線士というのは、海上であっても陸上であっても各所で無線設備を扱うことが許されている、無線通信の専門家であることを示す資格です。
この資格には一級、二級、三級がありますが、いずれも10%に満たない合格率を誇る資格です。

特に警察、気象庁、学校など就職先でも効果を発揮する資格であり、就職に有利になることから、これら関係先に就職したいという方にとって、取得しておきたい資格といわれています。
国内だけではなく、国際的に通じた資格となることから、将来性も高く、最近は女性も総合無線士資格を取得するため努力されています。

総合無線士はどのような仕事をするのか

総合無線士は陸上、海上、航空と様々な場所で活躍しています。
主に無線局で仕事することが多く、無線のほか電話などの通信業務や暗号などに携わることもあります。

勤務先によって年収は違いがありますが、平均を見ると500万円~700万円と高く、就職先も非常に幅広いという魅力があります。
一般企業に就職しても、総合無線通信士の資格について特殊資格ということで資格手当が出ることもあります。
非常に将来性のある仕事で、この先、さらに就職先が広がっていくといわれています。

資格に関する詳細

受験資格はありません。試験は一級、二級は無線工学の基礎、A、B、法規、地理、英語、実技の電気通信術があります。
三級は無線工学基礎と無線工学、法規、英語、電気通信術の実技があります。
どの級も合格基準が英語以外、75点以上という科目が多く、合格が非常に難しい難易度の高い資格です。
申請によって試験科目が免除されることもありますので確認してみましょう。

試験日程は一級、二級が例年3月中旬、9月中旬の年2回、3日かけて行われ、三級も3月と9月に年2回、2日間かけて行われます。
受験値は一級、二級が東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、松山、松本、那覇で、三級が一級・二級試験場所に加えて枕崎があります。
受験料は一級が18,852円、二級が16,752円、三級が13,152円です。

難易度について

総合無線通信士は専門学校である程度専門的知識を持っている人、実務経験がない、また全くないという人によってレベルの違いが歴然です。
高校を卒業し、専門的指導を受けていない状態で第一級を取得することは非常に難しいことで、通常、専門学校に通うほうが近道といわれます。

英語なども試験に含まれていますし、電気通信の専門的用語なども英語で覚える必要があるため、電気通信振興会の会話練習のためのテープなどを用いて練習することが求められますし、地理の試験は過去問を繰り返し勉強することが求められます。
就職に有利、また年収も高く幅広く活躍できる資格であるからこそ、取得には努力が必要ですし、ある程度年数をかけて取得していくことが必要と考えておくべきです。